二日酔いの症状、人によって様々ですが、何とか軽くする方法はないものでしょうか。

頭痛、吐き気や嘔吐、胃のあたりのむかつきや痛み、脱水症状のような喉の渇き、あなたは二日酔いになると、どんな症状がでてきますか?

頭痛はひどくなると、頭で脈を打つような痛みや周囲の音が痛みに変わって頭に響いたりすることもあります。こうなると、仕事はおろか、日常生活すらままならない状態です。

吐き気や嘔吐は、胃のあたりの気持ち悪い感じやムカムカする感じを訴える人が多いかと思いますが、胃の中に食べ物が残っているかどうかとはあまり関係なく起こります。

また、アルコールは胃酸から胃自体を守る働きをしている胃壁を壊してしまう作用を持っているので、アルコールを飲んだ翌日は胃炎を起こしているのです。

アルコールは、利尿作用を持っています。また、アルコールを分解する段階で体内の水分を利用するため、アルコールを大量に摂取すると、体内の水分がどんどん失われていくので、二日酔いの時には喉の渇きや脱水症状を起こすのです。

飲み会などで、アルコールが入ると、30分に1回のペースでトイレに掛けこんだりする人がいますが、これが理由なのです。

二日酔いの症状は、摂取したアルコールそのものや、アルコールが肝臓で分解される過程でできるアセトアルデヒドが体内に残っている間中続きます。水分をとってアルコールの分解を促進させ、また分解されたものを体外へ尿としてはやく排出してしまうことが、二日酔いを楽にする方法かもしれません。

その証拠に、飲みすぎた翌日、イオン飲料やミネラルウォーターのボトルを手にもっている人が多いですよね。