空腹時の飲酒は控えよう!

疲れた後にはお酒を飲みたくなる方も多いと思います。

しかし、何も食べずにすぐにお酒を飲むのは避けるべきです。
空腹時の飲酒は肝臓に大きな負担をかけると言いますが、なかなかピンと来ないかもしれません。

空腹時には胃の中は空っぽの状態です。

この状態でお酒だけを飲んでしまうと、アルコールの吸収が通常よりも早く進行し、血液中のアルコールの割合が高くなります。

肝臓はアルコールを分解するための機能を最大限に働かせようとしますが、このアルコールを分解する機能を有効に働かせるためにはタンパク質などの栄養が必要となります。

ですが、空腹時にはこうした栄養素が不足しがちになるので、どうしても肝臓に負担がかかってしまうのです。

つまり、肝臓のアルコールを分解する機能が正常に働かなくなるため、酔いがまわりやすい状態になります。

食事をしながらお酒を飲むと肝臓もアルコール分解に必要な栄養素を取りながらアルコールの分解ができるので、アルコール分解能力も高くなります。

また、お酒を飲むスピードも緩やかになるため、血液中のアルコールの割合が急激に高くなることもありません。結果的に肝臓に負担をかけることなく、アルコールを分解する事ができるのです。

食事をしながら飲むという事を徹底するだけで二日酔いを防止する事ができるので、飲む機会がある時にはぜひ意識してみてくださいね。