飲み会の席は楽しいのですが、ついつい飲みすぎて二日酔い、という経験をすることは、よくよくあるものです。二日酔いを予防するようなお酒の飲み方って無いかな、と思ったことはありませんか。

ポイントは、お酒が体内、正しくは血液などに吸収されることをブロックすれば、血中アルコール濃度を高くすることも、翌日の二日酔いも予防できるということです。

口から入った食べ物や飲み物は、すべて腸で吸収されます。このとき、腸の部分でアルコールの吸収をブロックできれば、二日酔いを予防できるというわけです。では、どんな方法があるのでしょうか。

一般的に知られている方法でもありますが、お酒を飲む前に牛乳やチーズなどの乳製品を取っておくことが有効です。乳製品に含まれる成分が、腸の粘膜を保護してくれ、お酒の吸収をブロックしてくれます。くれぐれも、空腹状態、少なくとも3時間以上は何も食べていないという状態で、お酒を飲むことは避けましょう。

お酒を飲むペースや飲む量、あるいは翌日の仕事のことを考えて、お酒からソフトドリンクに切り替えるなどということは、特に盛り上がっている飲み会の席では、やりたくてもなかなか出来ないものです。

また、アルコールの分解にはビタミン類やたんぱく質も関係しています。豆腐などの大豆製品、焼き魚、また果物や果汁100%ジュースなどでビタミンを補うと、肝臓の働き、アルコールの分解が活発になり、二日酔いを予防できるでしょう。