二日酔いの時にしてはいけないこと

前の日にお酒を飲みすぎて二日酔い、けれど早くなんとかしたい。そんな時、皆さんはどうしていますか。

サウナに入る、お風呂に浸かる、運動する、などなど、皆さんそれぞれに対策があることでしょう。
けれど、意外と間違った対処方法をとっている方が実は多いようです。

二日酔いでは、様々な症状が見られます。
頭痛、胃の辺りのムカムカした感じ、吐き気などです。
この頭痛は代謝、分解されずに体内に残っているアルコールによるものや、脱水症状によるものです。

そのため、頭痛に効くという鎮痛剤は無効で、逆に胃をいためてしまうことになりますから、服用は避けましょう。また、胃の粘膜にとっては、アルコールも鎮痛剤も、胃壁を壊すという点では五十歩百歩です。
頭痛を感じたら、ゆっくりと休むことが第一です。

二日酔いによる頭痛があるのに薬を飲めないからと言って、安易に病院を受診することも避けましょう。
それまでに経験したことのある二日酔いによる頭痛とは明らかに違う、強烈な痛みがあるのであれば別ですが、二日酔いは病院で診てもらうような病気ではないので、水分をしっかりとって、ゆっくり体を休めましょう。

また、二日酔いの状態で車の運転をしたことがある方はいらっしゃいますか?

二日酔いとは、アルコールが体に残っているというサインです。二日酔い状態で車を運転するのは、大変危険です。体の平衡感覚がずれているので、酩酊運転になったり、周囲への状況判断と体の反応が正常よりも遅れているため、危険な状態のときにブレーキを踏むタイミングが遅れ重大事故を起こす可能性があります。

事故を起こさないまでも、危険運転でとめられ飲酒検査を受けさせられたら、その数値の高さから酒気帯び運転と判断されかねません。できる限り、アルコールを早く分解して体から排出させるよう対策をとることが、必要かつ重要になります。